- モンテッソーリ教育とは
子供の持っている能力を引き出し、才能を伸ばす環境と経験を身につける
藤井聡太氏も経験モンテッソーリ教育
イタリア出身の医師マリア・モンテッソーリ(1870~1952)によって生み出された教育法です。
モンテッソーリは、女性として初めてローマ大学の医学博士号を取得しました。
医師とし精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児へ感覚教育法を施し、知的水準を上げることに成功しました。
その後、1907年に設立した貧困家庭の子どもたちを対象とし、その教育法を「子どもの家」にて監督・指導。
そこでモンテッソーリ教育が確立し、世界各地で盛んに実践され、現在もその効果が実証されています。
近年では史上最年少で奨励会三段に昇段した藤井聡太氏の通っていた幼稚園がモンテッソーリ教育を導入していたということが話題となりました。(2019.6現在)
子どもの自立を促す教育
モンテッソーリ教育の主な目的は、子どもの自立です。 「子どもには、自分を育てる力」つまり「自己教育力」を備えているということがモンテッソーリ教育の前提となっています。自発的に行動できる力や、自ら考え、学び続ける力を持つために自立を引き出すことが目的となっているのです。
幼いこどもでも、大人の手を借りずにひとりで物事をこなしたいと考えています。
2~3歳ころの『イヤイヤ期』はその意思が顕著に表れ始める時期です。 この時期のお子さんはやって欲しいのではなく、自分ひとりでやるのを手伝って欲しいのです。
こどもの発達段階によりその時期にやってみたいことは異なります。
たとえばティッシュをひたすら出す、小石を小さな穴に入れる、エレベーターのボタンを押したがる、などは一種の『敏感期』です。
敏感期を理解しサポートしていく
このように、ある一定の時期に同じことを繰り返すことを『敏感期』と言い、同時ににたくさんのことを吸収します。 大人の役割は、この『敏感期』を単なる『いたづら』として止めるのではなく、サポート役として見守り、必要な時に援助をすることです。
敏感期には、運動の敏感期、感覚の敏感期、秩序の敏感期、数や話し言葉の敏感期などがあります。
子どもたちの『敏感期』を見つけ、環境を整えてあげることが大切です。そして、お子さま自身が自分で自分の活動を選び、納得いくまで繰り返し活動ができるようサポートしてあげましょう。
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